初日に行って来ました!キャストは大体予想通りでしたが、秋夢子さんは意外でした(^^;秋さん、芯のしっかりした歌声でなかなか良かったです。
まず、「ミュージカルの宝石箱」とあるように本当に盛り沢山の内容でとっても楽しかったです。歌とダンスのエキスパートの集団の四季ですので見せ場も多く、特にダンスは限界に挑戦のようなとってもハードなものが続き、カーテンコールのタップやマーチングバンドは満腹の上に甘〜いデザートを押し込められたような感じもちょっとしましたが…でも本当に楽しくて、この日の夜は興奮冷めやらずといった感じでなかなか寝付けなくて大変でした(笑)
次に感動したのが何と言っても「アイーダ」です!
しかもオリジナルラダメスの阿久津さん!阿久津さんのラダメスが聞けるなんて思ってもいなかったので感激でした。 そして演出もツボを突いていましたね(^^)
まず中央の何個も連なる箱は、ヌビアとエジプトを分ける川、もしくは境界線にもとれます。ダンサーもヌビア=白、アジプト=黒となってダンスで二つの国の戦い、関係を表現されます。
そしてアイーダとラダメスが箱の上に立っている姿が、まるで舞台冒頭の美術館のようでした。実際の舞台では展示物にはアイーダ、ラダメスは入っていないので、余計に「憎い!この演出!」なんて思いました。
そして「星のさだめ」ナンバーで奥から出てくるスローな動きの兵士!舞台では「迷いつつ」をアイーダ、ラダメスが歌いながら兵士に捕らわれるシーンがあるのですが、それを彷彿させられます。
こんな感じで「アイーダ」が思い出され胸が熱くなりました。 ラストの阿久津さんの顔と手の表情も良かったです。
この「アイーダ」ナンバーは関西の人にはきっと染み込んだのではないでしょうか。先日のラジオで語っていた阿久津さんの「熟成されたものをお見せします」と言うコメントも思い出されちょっとウルウル。それと阿久津さんの歌が以前より更に太みが増し更に伸びやになった感じがしました。
そしてこれに関連して、やはりスター阿久津(笑)の存在がこのソンダンには欠かせないと思います。舞台に出ると光り方が違う気がしました。いい役者さんですね。しかもこれだけ光っているのに嫌味がないのがまたいいと思いました
次は芝さん!とってもパワフルでした。「スーパースター」ナンバーでは阿久津さんのユダナンバーより芝さんのコーラスの方が何となく目立っていましたね(^^;
ファントムは力で押す感じでした。その他のナンバーではとってもお芝居上手でよかったです。ドレミでも場をとっても和やかにして下さる存在でしたね。
ただ、ご挨拶等セリフを喋るとどうも「李香蘭」の杉本が浮かんでしまい、「満、蒙、韓…五族協和」と言い出しそうでした(苦笑)
歌ではお初の李さん。私の中では李さんは大阪キャッツのマンゴジェリーのイメージがあり、ダンスの人だと思っていたので歌パートには驚きでした。確かに歌枠の人にしてはダンスがお上手でしたよ
歌はちょっと感情が薄い時もありましたが、ゴッド・ヘルプはウルウルしましたね。あ〜〜、でも「僕の願い」は自分の中では石丸さんがベストです。ごめんなさい!李さん。 それと李さんの歌の高音が掠れてしまい苦しそうに思えました。
で、この李さん、ニ幕冒頭でご挨拶をされるのですが…(><)
そして最後に加藤敬二さん!初めてなんですよ〜!加藤さんの舞台を観るのは。今回はダンス!加藤さんの格好良さを堪能しました。やっぱり何かが違う感じがしますね…
逆さまシーンは凄かったです。頭に血が上ってしんどくならないのでしょうか、なんて要らぬ心配がつい(苦笑)
ダンサーでは徳永さんが目立ちますね。 それと「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」のバレエの斉藤さん、綺麗ですね。トゥで登場しそのままかなり長く踊っていますよね。凄い!「メモリー」の高倉さんの赤いドレスでの踊りもうっとりでしたが、ダンスの振りが思った以上に激しく力強くてちょっと意外でした。「ビーアワーゲスト」の男性3名のダンスで回転のたびに汗がシャワーのようになっていたのもちょっと注目してしまいました。
55stepsですが。ダンスの振り付けが、凄い!例えば、ジャンプだけで終わらず、ジャンプ後更にジャンプして回転!みたいな部分に肉体の限界に挑戦テイストを感じてしまいました。凄いものをどんどん見せてくれる!見応えのある劇団四季ならではステージだと感動です。
カーテンコールですが、1階席では俳優さんが客席に下りてきてくれて握手をされていましたよ。
最後に加藤敬二テイストを十二分に堪能したソング&ダンスでした! それと今回は演出が凝っていましたね。
緞帳に映し出された文字、「S」かな?と思ったら「55」と綺麗に表示されたら幕が開いたのには驚きました。 中央にあった凱旋門のようなアーチと盆との巧みな組み合わせでの表現も楽しかったですし、客席、舞台を一体化する照明も良かったです。「南十字星」の絞首刑台に見立てた装置にもどっきりでしたし、ストレートプレイの「ひかりごけ」を彷彿するものもありました。まさに劇団四季の集大成といった舞台でした。