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全国公演のジーザス・クライスト=スーパースターを観て来ました。
彦根の公演ですが、公演終了後、駅まで臨時バスが出ますが、2003年のアンデルセンでは帰りのバスに乗れず歩いて駅まで行きました。2年前のCFYは何とかバスに乗れましたが、今回は余裕でスカスカでした。演目のせい?もしくは不景気で観劇人口が減少してるのか?不思議でした。

感想ですが、今まで2004年から観て来た私の個人的な思いが強いです。今回のジーザスが初見でないのでどうしても前回のキャストと比較してしまい、違和感が拭い切れなかったと言うのが正直な感想です。
そして痛感したのが、柳瀬さんのジーザスは凄かった!と言う事です。今回、金田さんのジーザスをつい柳瀬さんと比較してかなり厳しかったです。
こんな大きな役を一人の役者さんに長くやらせすぎたのではないか?柳瀬さんのジーザスが染み込み過ぎてどうしようもないではないかい!とちょっと劇団を恨むような矛先が違う思いさえ持ってしまいました(^^;

今回の金田さんのジーザスですが、前半はかなり淡々としてかなり利己的な印象でした。でも後半はかなり人間くさい、ただの人っぽい印象でした。特に最後の十字架のシーンのセリフが怒っているような声でした。これが一番の衝撃でもあります。
歌は柳瀬さんより声が高くてやや軽めで、時に甘〜い声だったり。ほんの時々ですが、芝さんにも似ているような歌声で芝さんのジーザスの歌声の想像もしてしまいました。

まず第一声から群衆に紛れてジーザスの歌声とは気が付かなかったです(^^;声質でしょうか?柳瀬さん声が突き抜けていましたし、そしてもっと太くてずっしりと心に響いてきましたが…
ジーザスの神殿の出だしの叫びも短いし、「自分で治せ!」もマジ嫌がっている冷たい感じだし、最後の晩餐の「ペテロ、ヨハネ、ヤコブ…」の所は強めの言い方で、2回目はメロディー付きだっと思います。ユダと心情の吐露合戦の時も淡々と上手の方に歩いていかれますし…う〜〜〜ん(><)

ゲッセマネの歌の切り方もちょっと違うし、歌い方も地声っぽかったです。でも、ロングトーンは凄かったです。両手を広げ、思いっきりなが〜〜〜く、なが〜〜〜く伸ばしていました。
迫力はありましたが、いまひとつ気持ちが伝わってこなかったです。
でも、鞭打ちのシーンは凄かったです。打たれる度に縛られた手がブルブルッって震えていました。
そして、おみ足が…まぶしかった!(*^^*)ここだけ惚れてどうする!(笑)

こんなに前任者と比較して金田さんには悪いなと思いました。金田さんは金田さんなりに考え、努力しジーザスを演じておられると思います。違和感としか受け止められない私の観劇態度が哀しかったです。きっと次回観た時はもっと楽しめると思います。

あと、ピラト、アンナス、カヤパ、司祭軍団…すべてに違和感を感じてしまい、ちょっと消化不良…
ピラトも何となくただキレイな声で歌を歌っているような印象が否定できません。
ヘロデ王もかなり頑張って居られたと思いますが、前任者がインパクトありましたから(^^;
前回と同じキャストのユダ、シモン、ペテロ、マリア等は安心して見れました。 特に改めて柳瀬さん、村さんの凄さを実感した次第です。

舞台全体に深みがない感じです。メインキャストの皆さんの声質が何となく似ている人が多いのかな?メリハリがあるようなないような。。。よくわかりませんが(><)アンサンブルもちょっと弱いかな…

金森さんは京都と同様、熱く激しくユダを演じられていて、ユダ中心の舞台でした。
あ、そうそう、すり足で出て来るところは人形振りのような動きで「へ?!」って思いましたが、運命に神に操られた傀儡という意味で受け止めてみました。

前回苦手だった高木マリアも今回は安定感があり安心して見れました。
それと同様に賀山さんのペテロ、本城さんのシモンも安定していていました。本城さんの歌は凄いですね。よく喉が続くなぁ〜と思いました。

私が初見だったらもっと楽しめたんだろうなと言う思いがただただ残った観劇でした。
とにかく今回は金森さんのユダに救われた舞台だった気がしました。

金田さんですが、エビータでは芝さんのチェにそっくりだったし、そっくりだったらそっくりで文句を言い、ジーザスで柳瀬さんと比較してブツブツ感想を書いてしまい、本当にごめんなさい!です(><)観劇ファンとは身勝手なものですわ。
そしてやっぱりこの演目が好きなんですよ(^^)


あ、そうだ!「ジーザスは死すべし」のカヤパの歌詞は変わったのでしょうか?
「問題は元から解決せね〜ば〜」が「問題は解決せね〜〜ば〜」となっていました。
2008.11.29 Sat l 観劇感想 その他 l コメント (8) l top

コメント

No title
こんにちは。^^
レポ、ありがとうございます!

私は金田ジーザスを観てないのですが、
柳瀬さんの印象が強いので、やっぱりどうしても比較してしまいますよね…^^;
柳瀬さんのジーザスが、とても温かくて(例えが変ですが)仏様のような感じさったので、
冷たい感じのジーザスだったらちょっと残念です。

金森さんのユダは健在だったようで良かったです^^
2008.11.30 Sun l なにわのねこ. URL l 編集
No title
こんばんは。
appleさんも彦根に行かれてたんですね。
私もappleさんと同様 初見であればこんな気持ちになっていなかったかもしれないのですが・・・

でていられる方々の歌としては悪くないのかもしれませんが、どうしても響いてこない・・・消化不良ですね。
このテーマからして、昨年はいつも涙が溢れていたのですが、それも全くなく、ある意味客観的に見ることができたのでしょうか。
金森さんのユダには、ウルッときたのですが(笑)

同じ劇場にいながら、ご挨拶もせずに失礼をいたしました。
2008.11.30 Sun l Dutilleul. URL l 編集
まだ見てない・・
こんばんわ
まだ今回のは見ていないのですが。。。
柳瀬さんが出てきたときは「やっぱり祐さんはすごかった」と思ったものです(笑)
芝さんのユダは、沢木さんからつながるものがあり、これは期待できそうでしたが、金森ユダは私はダメでした。
歴史は繰返される??(笑)
それでも前回は「おおっいいな」というキャストもいたのですけど今回は出ていないし・・・・
やっぱり自分が「はまった」時が基準になって、自分の中でそれを超えられるのに出会うのは難しいのかなと思いました。
好きな演目だとよけい厳しい目になってしまいそうですよね。
2008.12.01 Mon l ごま. URL l 編集
ありがとうございます
>なにわのねこさん
なにわのねこさんも柳瀬さんのジーザスの印象が強いのですね。
柳瀬さんの仏様のような感じというのもわかります!民衆の愛に溢れ、民衆を包み込む抱擁感がありました。
「自分で治せ」と言い放ってもそんな自分に苦悩されて、ここでも民衆への愛さえも感じました。
今回はジャポネスクだったので余計に冷たく感じたのかもしれないです。機会があれば金田さんのエルサレムも観たいですね。
なにわのねこさんももし機会がありましたら是非〜

金森さんは健在でしたのでご安心を(^^)

>Dutilleulさん
この会場のどこかにDutilleulさんもきっといらっしゃるのだろうな?と思っておりました(^^)こちらこそご挨拶もせずに失礼しました。

今回のジーザスについてはDutilleulさんも同じような感想だったのですね。柳瀬ジーザスを知っている人たちだったら、もしかしたら沢山の人が同じような感想を持ったのかもしれませんね。本当に歌はみなさん、お上手なのですが、私も心に響いてきませんでした。
いつかリベンジ観劇をしたいですね〜

>ごまさん
コメントをありがとうございます。
歴史は繰り返す、舞台ファンも同じなのでしょうかね(笑)
柳瀬さんがデビューされた時は山口さんと比較され違和感があったのですね。貴重なお話をありがとうございます。
はまった舞台、メンバーがどうしても基準になってしまいますが、今回は俳優さんの問題ではなく、キャストのほとんどを入れ替えてしまったという劇団にも問題はないのかな?と思いました。前キャストの先入観をなるべく持たないようにし、その人がどう演じているかをみるようにし、毎回観劇しているつもりですが、今回だけは四季自体へ失望しそうです。
ぜひ先入観なしでもう一回観たいものです(^^)
2008.12.01 Mon l apple. URL l 編集
No title
ご無沙汰してます(^^)
私も彦根に行ってました。
昨年の京都から1年ぶりの「JCS」は
いろんな意味で衝撃が大きすぎて・・
ダメだと分かっていても柳瀬さんとの
比較をしながら見てる自分がいました。
全体的にこじんまり、、というのか、、
舞台から伝わってくるものが少ない・・
そんな気がしました。歌は上手いけど。
初見ならきっとフツーに観られたでしょう。
2008.12.02 Tue l yamamo. URL l 編集
やはりそうでしたか…
>yamamoさん
yamamoさんも彦根に来られていたのですね。
やはりyamamoさんも同じような感想をお持ちでしたか。特に柳瀬さんファンの方は今回は色々と比較してしまい厳しいだろうなと予想していました。
今回が初見だったら…とつい思ってしまいますよね。この違和感は四季ファンの宿命でしょうか。
でも、色んな感情を差し引いても今回の公演は、確かにみなさん歌はお上手なのですが、何かもう一つインパクトに欠けるようなきらっと光るものがなかったように思えます。次回の東京公演に期待ですね。
2008.12.03 Wed l apple. URL l 編集
金田さん頑張れ!!
私も先日行ってきました。
私の場合、数えるほどしか柳瀬さんジーザスを拝見してませんが、
それでも絶対に金田さんと比較してしまいそうだったので、
見守るような気持ちで応援しようと、そんな気持ちで臨みました^^;
それはスンラさんユダにしても同じでした。
今カンパニーをひっぱておられる中心人物のお一人ではないかと思ったからです。
熱さ、深みでいうなら、たしかに昨年には及ばない気がしました。
でも、新たなジーザスの誕生に実はうれしくも思いました。
芝さんがキャスティングされたとはいえ、柳瀬さんばかりだと、
柳瀬さんご自身の体も心も大丈夫かなって心配してしまうからです。
結論からいえば、私は金田さんの歌声は好きです。
もっと役に生き、活かされるともっと素晴しいのではと。
これまでも血のにじむような努力をされてると思うから、
もっと経験を積んで深められていくといいなと願っています。
どうしたって柳瀬さんと比べられかねないこの現実、
でも忠実に舞台に生きていくしかない俳優としての現実、
観る側はお金を払っている以上、いいものを観たい想いは当然ありますが、
私はついついこんなところに気を持っていってしまいました^^;
長くなっちゃいましたが・・・私のJCSの感想はこんな感じです。
次はどんな想いで観ることになるか・・・やっぱり同じかもしれません^^;


2008.12.03 Wed l ぶらんしゅ. URL l 編集
素敵な感想です
>ぶらんしゅさん
温かい感想をありがとうございます!トゲトゲした心を撫でてもらったような感じです。ぶらんしゅさんは優しい心の持ち主ですね(^^)
そして芸術としてしっかり評価され、温かく見守れるぶらんsにゅさんが羨ましいです。
どうしてもこちらの先入観で見てしまい今回はかなり苦しかったです。
金田さんの声はぶらんしゅさん好みでしたか?それは良かったですね。ぶらんしゅさんのご指摘どおり、あの美声がもっと役に生かされると素晴らしい舞台になると思います。
私も作品は好きなのでまた機会があったら観たいと思っています。
2008.12.04 Thu l apple. URL l 編集

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